田園を臨む片流れ屋根の家
竣工 | 平成29年5月 |
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用途 | 一戸建ての住宅 |
構造 | 木造(一部)鉄骨造 |
規模 |
建築面積 207.94㎡ 延床面積 183.84㎡ |
施工 | 菊地建築 |
設計コンセプト
計画地は南側に広大な田園を見渡せる傾斜地にあります。
コンセプト「自然豊かな眺望を生かしながら自然エネルギーを最大限に利用できる家」を目指して計画しました。
そのため、傾斜面に沿った片流れ屋根を採用し、周辺の自然に溶け込む立面形状としました。極限まで薄さにこだわった屋根は、分割化し、それぞれ高さを変えることで、家全体のスケール感を抑えながら立面的に楽しめる外観としました。
また、LDKは階段・梁・登り梁やルーバー等に木材をふんだんに使い、落ち着ける空間としつつ、勾配天井を採用することで空間に広がりを持たせる計画としました。
さらに、LDK2階北側に設けたハイサイドライト(高窓)により、安定した採光を確保しつつ、田園を渡ってくる涼しい風が吹き抜ける、明るく爽やかなLDK空間として計画しました。
また、家全体が通風可能な平面としました。
これらの計画により、空調設備に頼らず自然エネルギーを最大限に利用できる家を目指しました。
内・外装











